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「大事なのは方法論ではなく個体差の評価!」 分子栄養学に基づいた血液データリーディング・栄養評価・ダイエット・健康に関するセミナー「トレーナーの為の栄養学講座」岡洋介です。

 

「過食や高血糖で免疫低下」

昨日、過食と尿酸値のメカニズムを書きました。

・過食による脂肪酸の合成にNADPH が使われる。
・糖質過多だとグルコースをソルビトールに変換するのにNADPH が使われる。(ポリオール経路)

これがなぜ免疫と関係するのかと言うと、好中球の働きが弱まるからです。

好中球は体内をパトロールして細菌を見つけると食べて殺菌します(貪食)。体内の感染防止の1次部隊です。

この食べて殺菌する時に活性酸素を使います。
好中球は細菌を食べると呼吸バースト(酸素の取り込みが増加すること)を起こし、それが刺激となって活性酸素産生が活発になります。これは最初の段階として、NADPHオキシダーゼという酵素が働きます

ですので、脂肪酸の合成やグルコースの代謝にNADPHが使われ不足していると困るわけです。

んじゃ、どれ位の高血糖で起こりうるのかっていうことになるんですけど、ある実験によると空腹時採血した好中球を種々の濃度のブドウ糖濃度で30分処理したところ、200mg/dlで顕著に呼吸バーストが減少したとのこと。

200mg/dlなんてラーメンライスとか食べたら余裕でいきます。

まとめ

・高血糖で好中球が活性酸素を作る為のスイッチが入らない。

・脂肪酸合成やグルコース代謝でNADPH が使われると好中球で活性酸素を作れない

ではまた☆

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