「大事なのは方法論ではなく個体差の評価!」
分子栄養学に基づいた血液データリーディング・栄養評価・ダイエット・健康に関するセミナー「トレーナーの為の分子栄養学講座」岡洋介です。
「クライアントからの花粉症の相談はどうしてますか❓」
こんばんは!
花粉症真っ只中ですね🤧
トレーナーの皆さんはクライアントの花粉症の相談にはどのように答えていますか?
恐らくネットや本などで聞きかじった方法論など、あいまいなアドバイスに終始しているケースがほとんどではないでしょうか。
まずはざっくりとした免疫の仕組みを知ること。
その上で、花粉症などアレルギー反応が過剰に出てしまうケースには免疫のバランスをとる必要があります。
このバランスをとるというのは、具体的にはヘルパーT細胞(他の免疫細胞を活性化する役目)のバランスをとるということです。
発現するヘルパーT細胞の種類によって分泌するサイトカイン(シグナル物質)の種類が違うので、活性化される免疫細胞も違うのです。
上の図のようにバランスがとれている状態がいいです。
ざっくり説明すると、Th1は細胞障害性T細胞(ウイルスなどが入り込んでしまったものを細胞ごとやっつける)を活性化します。
優位になり過ぎると自己免疫疾患など。
Th2はB細胞(抗体を作ってやっつける)を活性化します。
優位になり過ぎるとアレルギー反応など。
Tregは免疫を抑制するように働きます。
優位になり過ぎると免疫が弱くなります。
これらをどうやってバランスしていくのか?
というのを講座の方で詳しくやっています。
※それとすごく大事なことですが、そもそも腸(消化管)や口腔、上咽頭に慢性的な炎症があると免疫が乱れます。肥満も炎症です。
参加された方はアレルギー対策や、血液データからウイルスに対する免疫の強さなどを判断することができます。
運動を教えるだけの人から実際にクライアントの健康を管理できる人になると信頼度が全く変わってきます。
そのクライアントの人生におけるプライオリティも全く変わってきます。
パーソナルトレーニングを継続することで将来に渡る健康が担保されるなら喜んで投資してくれるでしょう。
法律のことなら弁護士、税金のことなら税理士、健康のことならあなた。
クライアントの為に一緒に学んでいきましょう!
トレーナーの為の分子栄養学講座 第2期は5月くらいにスタート予定です。
ではまた🙂