「大事なのは方法論ではなく個体差の評価!」
分子栄養学に基づいた血液データリーディング・栄養セミナー「トレーナーの為の分子栄養学講座」岡洋介です。
「甲状腺機能と動脈硬化⁉️」
レニンアンジオテンシン系の亢進は心血管系のリスクになります。
そして甲状腺機能が適正に保たれていないとそのリスクは上がります。
・甲状腺ホルモンT3はアンジオテンシンの受容体の発現低下や炎症性サイトカインの転写因子の阻害を介して血管の炎症を抑制、抗動脈硬化作用を発揮している。
・甲状腺機能低下は酸化LDL増加(LDLの受容体の発現低下により血液中を漂っている時間が長くなるから)により動脈硬化促進。
ということで、血管の健康のためには甲状腺機能も大切です。
甲状腺機能の評価や低下している場合の機序、アプローチは大丈夫でしょうか?
甲状腺機能が低下していればダイエットは難しいです。
食事を守っているのになかなか痩せられないクライアントに対して、評価をした上でちゃんとアプローチできていますか?