大事なのは方法論ではなく個体差の評価!」 分子栄養学に基づいた血液データリーディング・栄養評価・ダイエット・健康に関するセミナー「トレーナーの為の栄養学講座」岡洋介です。

肥満やストレスで血圧上昇のメカニズム

先日髪を切りに行きました。
オシャレをしたくてツーブロックでピンパーマをかけたのですが、オカンになりました。
血圧が上がっています。

肥大化した脂肪細胞からはレプチンの分泌が増え、視床下部に作用すると食欲抑制、交感神経の亢進が起こります。

慢性的にレプチンが増加していると、食欲抑制効果は減弱していきます(レプチン 抵抗性)。しかし、交感神経の刺激作用には耐性が生じません。

肥大化した脂肪細胞からはこの他にも炎症性のサイトカインが分泌されます。
これらやストレスによって交感神経が刺激されると、腎臓からレニンというホルモンが出ます。

レニンがアンジオテンシノーゲンを切断してアンジオテンシン Iになり、あとは画像のような機序で血圧が上昇します。

肥大した脂肪細胞は炎症性のサイトカインや先ほどのレプチンにより交感神経を刺激するのですが、肥大した脂肪細胞からはアンジオテンシノーゲンも分泌するので、血圧を更に上昇させる因子となります。

赤字の部分は薬でどこの部分にアプローチしているかを示しています。薬は副作用の可能性もありますし、根本的な改善ではありません。

トレーナーとして介入できるところは黒字の部分の脂肪細胞へのアプローチ、そしてストレスケアです。

これらの評価やアプローチを知りたい方。
セミナー動画の販売もしておりますので是非。

ではまた🙂