「大事なのは方法論ではなく個体差の評価!」
分子栄養学に基づいた血液データリーディング・栄養セミナー「トレーナーの為の栄養学講座」
岡洋介です。
僕のセミナーでよく質問をいただくのですが、
「なぜLDLコレステロールが高くなるのか」。
過去に何度か書きましたが、今日は簡易に。
参考記事はこちら
理由
①「肝臓に脂肪酸が沢山集まっている状況にある。」
原因はインスリン抵抗性、肥満、慢性的なストレス、腸の炎症など。
すると肝臓で合成される中性脂肪↑→肝臓から中性脂肪リッチなVLDLが出荷される→道中でLPL(リポプロテインリパーゼ)に中性脂肪を分解されたり、LDLやHDLとCETP(コレステロールエステルトランスファープロテイン)を介してコレステロールと中性脂肪を交換すると、VLDLが小型のLDLになる→受容体との親和性が落ち、血液中を漂っている時間が長くなる
②「甲状腺機能低下」
受容体の発現が減り、血中のコレステロールが増える。
しかし、甲状腺機能低下はコレステロールの合成自体が増えているわけではない
理由はざっくりこの2つ。あとは遺伝性のもの。
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