「大事なのは方法論ではなく個体差の評価!」 分子栄養学に基づいた血液データリーディング・栄養評価・ダイエット・健康に関するセミナー「トレーナーの為の栄養学講座」岡洋介です。
「夏こそタンパク質⁉️熱中症とアルブミ⁉️」
熱中症はざっくり言うと脱水(血液中の水分が少なくなる)による体温上昇と臓器など各組織への血流が減ることによる様々な症状です。
水分補給はもちろん大事ですが、そもそも熱中症になりやすい人がいます。
それは低タンパクな人。
もっというとアルブミンが少ない人。
体温が上昇すると
・血液を体の表面に集めて熱を逃してまた戻す
・血液から汗を作り気化させて熱を逃す
という戦略をとります。
しかし血液中の水分が少ないと、どちらもうまくいかない、または上記を行った結果、各臓器への血流が落ちて様々な症状が出るのです。
ですので、「いかに血液中に水分を保持するか」が重要になります。
ここでアルブミンが重要になります。
アルブミンは肝臓で作られ血中タンパク質の6割以上を占める運搬タンパク質。そして浸透圧により血液中の水分を保持しています。
つまりアルブミンが少ないと血液中の水分が維持できないのです。
アルブミンの血中半減期は2週間くらいなので、暑くてソーメンばっかり食べてるとアルブミンが徐々に下がってきます。
夏場は食欲が落ちて肉魚がなかなか食べれない方もいらっしゃると思います。
こういう時こそEAAを上手に使いましょう。
アルブミンを増やすにはタンパク質の摂取量と消化吸収はもちろん、「炎症・甲状線機能や肝機能低下でもアルブミンは低下する」のでそのケアも。
血液データでの炎症マーカーや甲状腺機能・肝機能の見方、アプローチの仕方を学びたい方。
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