こんにちは!
「大事なのは方法論ではなく個体差の評価!」
分子栄養学に基づいた血液データリーディング・栄養評価・ダイエット・健康に関するセミナー「トレーナーの為の分子栄養学講座」岡洋介です。
「現状のフィットネス業界の食事指導は日露戦争の頃のま⁉️」
「ガラケートレーナー」
相変わらずフィットネス業界の食事指導は方法論や経験則ばかりで、食べたものがその人の体の中でどうなっているのか?という評価や生理学や生化学に基づいた指導はありません、、、
もともと栄養学の歴史は経験則の歴史でした。
①海外のビタミンCを例としたケース
15〜18世紀の大航海時代に船員の※壊血病が問題に。当時200万人ほどが命を落としたと言われています。
※壊血病とはコラーゲンの合成に必要なビタミンCが不足することによる皮膚や粘膜からの出血、内出血、関節の痛みなどの様々な症状。
18世紀末にイギリスが柑橘類を導入したところ、壊血病にならなくなった
→この経験則をもとに19世紀からはレモン🍋を積んでいくことがデフォルトに。
この時はビタミンCはまだ発見されていませんでしたが、現在ではコラーゲンの合成にビタミンCが必要なことは生化学的に分かっています。
②日本でのビタミンB1を例としたケース
日清・日露戦争時には※脚気が問題に。
※脚気はエネルギー代謝がうまくいかないことによる倦怠感や神経症状などの様々な症状。
ある時、海軍の高木兼寛が麦飯を導入したところ脚気が激減
→この経験則をもとに陸軍にアドバイス
→この時の陸軍医は森鴎外。アホの森鴎外はドイツ医学の細菌学に傾倒していて、脚気を伝染病だと思い込んでいた
→アドバイスを聞かず白米を大量に摂らせる
→日清戦争では戦死者<脚気の使者が4倍以上😱
完全に人災、、、🙏
現在では脚気はビタミンB1不足によるピルビン酸デヒドロゲナーゼという酵素の不活性で、ピルビン酸をアセチルCoAに変換できないことによる症状と生化学的に分かっています。
これらをもとに現在のフィットネス業界の食事指導を考えてみると、昔のまま変わってないじゃん、、、と感じるのです。
要するに僕がフィットネス業界、トレーナーに広めたいことは「方法論や経験則でなく科学的にアプローチしましょう」ということなんです。
健康を謳っているジムやトレーナーは多いですが、血液データも読めない、生化学や生理学の知識もない、このような状態でどうやってクライアントの健康を担保するのだろうか?と不思議に思うのです。
僕自身もまだまだですので勉強し続けますし、微力ながら正しい知識を広めていきたいと思っています。
ではまた🙂
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