「大事なのは方法論ではなく個体差の評価!」 分子栄養学に基づいた血液データリーディング・栄養セミナー「トレーナーの為の栄養学講座」
岡洋介です。
「ストレスとインスリン抵抗性⁉️」
過去にセミナーに参加していただいたトレーナーの方からインスリン抵抗性について相談をいただきました。
インスリン抵抗性は脂肪細胞からの遊離脂肪酸やそれに反応したマクロファージの炎症性サイトカイン、その他酸化ストレスや炎症なども原因になります。
ご相談いただいた内容はインスリンの感受性を上げるにはどのようなサプリが有効か、またその量や使い方についてでした。
もう少し詳しくそのクライアントの状態や血液データを聞いたところ、原因はストレスかなと。
太ってもないし脂質代謝もそんなに悪くない。
そしてかなり忙しく働いてらっしゃる方でストレスフルとのこと。
コルチゾールはインスリン抵抗性を惹起します。
コルチゾールはストレスに対抗するために血糖値を上げエネルギーアップしようとします。
そして血糖値を高く維持するためにインスリンの効きを阻害します。
関連記事「インスリン抵抗性と高脂血症」
ですので、僕からはインスリンの感受性を上げるものではなくコルチゾールを抑制するハーブをアドバイスしました。
すごーく大事なこと。
カウンセリングの時は「数値だけをみない」
これめちゃくちゃ大切です。
数値だけ見てるとあれもこれもサプリでサプリ漬けになってしまいます。
なんでそのような数値になるのか症状やその方のスペック、仕事や生活状況などしっかり聞き出して判断すること。
と自分に言い聞かせるよい機会でした^_^
ではまた☆