「大事なのは方法論ではなく個体差の評価!」 分子栄養学に基づいた血液データリーディング・栄養セミナー「トレーナーの為の栄養学講座」
岡洋介です。
「夜中に目が覚めてしまいその後眠れない、頻繁に悪夢を見る」
このようなクライアントの相談にトレーナーのあなたはどう答えますか?
これは「低血糖」の場合が多いです。
その他の症状として寝汗やくいしばり、よく寝違えるなど。
低血糖の簡易な指標は中性脂肪です。
低い方がいいと誤解されがちですが、低いのも問題です。
空腹時中性脂肪で90位は欲しいです。
中性脂肪が低いのは血糖値の維持がうまくいっておらず、中性脂肪を分解してエネルギーを作ろうとしているからです。
夜間の血糖値は成長ホルモンとコルチゾールで維持されています。※画像参照
夜更かしして成長ホルモンが出るタイミングを逃したり、副腎疲労でコルチゾールの分泌が少ない人は血糖値の維持がうまくいかず、ノルアドレナリンやアドレナリンが活発に出ます。
アドレナリンが出てくると覚醒してしまい目が覚めてしまいます。ノルアドレナリンが多く出ると悪夢を見たりお化けが見えたりします。
成長ホルモンとコルチゾールのちょうど谷の部分で1番血糖値が下がりやすく(昔話の丑三つ時周辺時間帯)、その時間帯によくお化けを見やすいです。
ですのでこのような方は寝る前にアミノ酸やMCTオイルを摂取するのも1つの方法です。
そしてこのような方は過緊張の方が多いので、寝る時にしっかりと副交感神経優位にする必要があります。
だいぶ前に書きましたが感動の涙を流したり、瞑想やヨガやストレッチなどをして寝るとか。
この辺はトレーナーの皆さんはそれぞれ得意分野があると思いますので、それをアドバイスしてあげればいいと思います。
カラダのほとんどの不定愁訴は低血糖と腸が良くなれば解決します。
低血糖や腸、どのように改善しますか?
そのためにトレーナーは生化学、生理学、栄養を学ばなくてはなりません。
ではまた🙂