今日は僕が1番お伝えしたい事を改めてお話しします。

現状のフィットネス業界では、「食事指導の評価の指標」となるものはなく、方法論ばかりが先行しています。
バランスの良い食事、糖質制限やファスティングなどなど。

しかし、重要なことは方法論ではなく、クライアントの目的と個体差なのです

例えば、バランスの良い食事と言っても、今現在データ上栄養バランスが大きく崩れている人はバランスの良い食事では改善するのには効率が悪くなります。
糖質制限もファスティングも適応する人には大きなメリットがあります。しかし人を選ぶので全員にやらせるような方法ではありません。

なぜ個体差(体質)を評価する必要があるのか?

私たち人間は食べ物をそのままエネルギーにすることはできず、体内で代謝することによってATPを合成し、エネルギーにしています。

この「食べ物をATPに加工する能力に個体差がある」からです。

代謝に命令を出しているのはホルモン、代謝には栄養素が必要、そしてそもそも食べ物をちゃんと消化吸収できているのか

カラダを工場に例えると

ホルモンはベルトコンベアーのスピード調整の役割です。

代謝に必要な栄養は食べ物を加工する道具や人員です。

消化は食べ物を運搬するトラック

例えばダイエットだと、甲状腺機能が低下していれば工場のベルトコンベアーがゆっくりなので、工場に運び込む食べ物を減らしてもなかなか痩せないですよね。

甲状腺機能が大丈夫でベルトコンベアーがしっかりと回っていても、運び込まれた食べ物を加工する人員や道具(代謝する為の栄養素)が無ければ結局在庫が溜まる→脂肪になりますよね。

せっかく良いものを食べてもトラックがおんぼろ(消化吸収↓)だと工場に届かないですよね。

これらを踏まえて、「どこに問題があるのか?」を評価した上でどんな食事にするか?が意味を為すのです。

この辺りの話をデータと合わせてクライアントに説明すると、
トレーナー側の提案する方法にしっかりインフォームドコンセントが取れる

信頼感を得られる

クライアントも納得した上で取り組めるのでモチベーションが上がる
(人は解決したいことの原因と解決法が分かるとモチベーションが上がります。)

という大きなメリットを得られます。
他のジム、トレーナーと比較をされた時に圧倒的な信頼感を得られるのではないでしょうか。

トレーナーの皆様。武器を持ちましょう

次回は血液データでの個体差の評価の具体例を挙げていきます。

ではまた^_^

7月25日「血液データリーディング入門編

7月31日「血液データリーディング実践編