「大事なのは方法論ではなく個体差の評価!」 分子栄養学に基づいた血液データリーディング・栄養評価・ダイエット・健康に関するセミナー「トレーナーの為の栄養学講座」岡洋介です。
「基礎体温測ってますか❓」
体温は自身やクライアントの代謝状態を知るのに良い指標となります。
ダイエットを続けていると代謝の低下が起こるので(論文だと大体6〜9週間で代謝の低下が起こっています。もちろん無茶なローカロリーではもっと早く起こります。)、長期のダイエットではある程度の期間でローテーションを組むのが有効です。
その代謝低下のサインとなるのが基礎体温です。
毎日起床時にベッドの中で測ります。これが0.2度以上下がっていたら代謝低下と考えて下さい。
このサインが出たらダイエットは中断し、回復期に入ります。そして体温が戻ってきたらまたダイエットに入ります。
ちなみに基礎体温は風邪での発熱と違って微妙な数値を見たいので、※基礎体温計(婦人体温計ともいいます)で測りましょう。
※通常の体温計は0.1度刻み、基礎体温計は0.01度刻みです。
もしスタートの時点で36度2分以下だったらダイエットは難しいかもしれません。甲状腺ホルモン低下や副腎疲労の可能性もあります。
このような場合はまずは健康状態を整える方が先です。
健康的な観点で見ると最低でも36度5分は欲しいところです。人間は酵素によってエネルギーを作ったり様々な代謝を行なって生命を維持しています。この酵素活性は37度位が至適温度です。
36度後半を目指していきましょう!
まずはしっかり栄養を摂ること、よく寝ること、体を温めることです!
※要するに体はエネルギー不足だと感じると防衛機能として代謝を落とします。
ではまた☆